哺乳瓶が無いとき、ペットボトルで赤ちゃんにミルクをあげた話

育児

度重なる地震など、災害大国として世界から認知されている日本。昨今は地球温暖化の影響で、豪雨や大型台風といった新たな脅威に晒されています。

2歳と生後2ヶ月の子どもたちを育児中の私も、9月に入った今、台風が気になり始めました。2019年に関東を襲った大型台風では、私たちが暮らす武蔵小杉も、甚大な被害を受けたからです。

万が一、避難生活に陥ったら、赤ちゃん連れのママは本当に大変です。避難物資が手に入るまでの数日分だけでも持ち堪えられるベビーフードや消耗品を、日頃からストックしておこうと考えています。

哺乳瓶が無くなった夜

先日、哺乳瓶が無いときの対処法を知る機会があったので「これは知ってて損はない」と思い、ブログに書きます。

きっかけは災害とは全く関係ありません。

息子には申し訳ないのですが、私はあまり母乳が出ない体質で、粉ミルクに頼っております。比率は母乳:粉ミルク=1:3くらい。

そして今、コロナ禍で行政から保育園の登園自粛要請が出ているため、長男(2歳)と次男(生後2ヶ月)の息子たちを連れて、人手がある実家に厄介になっているのですが、その実家で夜分、哺乳瓶を紛失する騒動が起きました。

「なぜ家の中で紛失するんだ…」という疑問を呼び起こすと思うので一応、背景も書いておくと、

齢60を過ぎた母が最近、どうも物忘れが増えてきたのです。

哺乳瓶が行方知らずとなったのは、実はこれで3回目。

私が長男の面倒を見ている時など、母が次男に哺乳瓶でミルクを飲ませてくれるのですが、飲ませ終わった後、哺乳瓶を台所にある消毒液の中に戻さず、電話の横だったり、変なところへ置き去りにすることが2回ほど続けて起こりました。

無意識にその辺に置いて、そのまま忘れてしまうらしいです。老齢の母を頼らせてもらっているので、むしろ私の方が申し訳ないと思っているのですが…。

3回目の紛失は、私が長男を風呂に入れている時に起きました。

母が次男にミルクを与えてくれていたのですが、その次の授乳タイミングで、哺乳瓶が無くなったことに私が気づきました。

家の中にあるはずなので、見つけるのにそう苦労はしないはずなのですが、何故だかこの時は、母と私で1時間がかりで探しても、哺乳瓶は見つかりませんでした。

哺乳瓶無しでミルクを飲ませる方法を模索

既に時刻は夜の9時を回っており、今から哺乳瓶を買いに行ける店はありません。

2歳の長男は既にコップで飲めるので、2歳児グッズで使えそうなアイテムも無し。

生後2ヶ月の次男に、とりあえずちっとも出ない母乳を与え終わった後、お腹が満たされず泣きじゃくっている次男を見て、テンパった私。哺乳瓶の乳首(にゅうしゅ)の予備があったので、台所でそれがハマりそうな容器を狂ったように探し始めました(笑)。

コップは、サイズが合うものがなかった。

空のペットボトルは、指で乳首(にゅうしゅ)を抑えれば行けそうな感じだったのですが、実際にやってみたら、やっぱり乳首(にゅうしゅ)がしっかりハマっていないので、隙間からミルクがダダ漏れ。

あっという間に、次男の首周りをビショビショにしてしまいました。

次男よごめん…と謝りつつ、お腹いっぱいにして寝かせてあげたかったので、その後も試行錯誤。

その結果、いちばん上手くいったのはペットボトル単体で飲ませる方法でした。

まず、赤ちゃんが誤嚥(ごえん)をしないよう、体を立てて抱いてあげます。

そして、ペットボトルに入れたミルクを少〜しずつ口に含ませると、ひと口ずつですが、飲んでくれたのです。

ガラスのコップでもやってみたのですが、コップはミルクがドバッとなってしまうし、赤ちゃんの手に当たって揺れると、すぐこぼれて服を濡らしてしまいます。

ペットボトルの場合は、口の先にかけて狭くなっているので、揺れてもこぼしにくく、水量をコントロールしやすかったです。

少しずつしか飲めず、ミルクが冷たくなると嫌がって飲まなくなるので、火傷をしない程度で、いつもより少し温かい温度で作ると良さそうです。

ネットで検索した方法もやってみた

ここまでやって、はたと「最初にネットで調べればよかったわ」と冷静になる私。

いくつかサイトを見てみたのですが、災害時に提唱されている、哺乳瓶が無い時の授乳法は、紙コップを使った方法でした。(参照:朝日新聞

驚いたことに、赤ちゃんは唇にミルクの水面を当ててやると、自分ですすって飲むことが出来るのだそうです。

そして、おなかがいっぱいになると、自然にすするのを止めるのだとか。生き物ってスゴイ。

こんなご時世ですし、いつ災害に遭ってもおかしくないと思っているので、次の授乳タイミングで、試しに紙コップでやってみました。

…しかし、どうもうちの次男には難しかったようで、また首周りがビショビショになってしまいました。

これを、もし災害時にやったら、着替えも少ないであろう状況下でやりたくないわ…と正直、思ってしまった。

個人的には、ペットボトルの方が、服もあまり濡らさずにミルクを与えやすかったです。もしガーゼがあれば、首周りに挟んであげると良いと思います。

災害時は、衛生面に気をつけよう

おそらく、ペットボトルや普通のコップは、衛生面を考慮して推奨されていないのだと思います。

紙コップであれば、毎度、新しいものを使えば衛生的に授乳できますもんね。

昔、学校で教わった話を思い出しました。

ある海外の企業が、衛生面が十分でないパキスタンで粉ミルクを販売したところ、不衛生な水で溶かして作ったミルクによって、多くの赤ちゃんが亡くなってしまったそうです。(参照:「グローバル企業はなぜ母子を見殺しにしたのか」)

不衛生な水も問題なのですが、粉ミルク自体が栄養の塊なので、短時間で細菌が繁殖してしまいます。

貧しさ・知識の乏しさゆえに、余ったミルクをきちんと捨てずに取っておき、赤ちゃんに与えてしまった結果、多くの赤ちゃんが犠牲になったと聞きます。

災害時にミルクを与える際は、衛生面も気をつけたいですね。よく考えれば当たり前に分かることですが、非常時はどうしても頭が回らない状態になりがちなので(特に私w)…。

なお、私は育児や防災の専門家ではないので、この記事はあくまで体験談と感想に過ぎません。やる時は自己責任でお願いします。

母乳量を増やすため、「母乳マシーン」と化す。

ここからは防災と全く関係ないです。ただの笑い話として読んでください。

ペットボトルで授乳する方法を編み出した私は「これで一晩しのげる」と安心したのも束の間。

母が「哺乳瓶がなければ母乳をあげれば良いじゃないの」とマリーアントワネットみたいなことを言い出し、夜中にモチを焼きだし、夜通し私にモチを食べさせ続けました。

一夜だけの母乳マシーンと化す私。

実は長男を産んだ後、いくら水分を摂取しても母乳が出なくて悩んでいたのですが、私が心から信頼している友人や、農業大学出身の叔母に相談した結果、劇的に母乳量が増えた3原則がこちら。

1.暖かい水分を摂取する(野菜スープやお茶。冷たい水分は効果薄)

2.米やモチを食べる(水分摂取するだけではダメ。膀胱炎や腎盂腎炎になるリスクあり)

3.とにかく横になって寝る(日中でも食事の後、横になる。眠ることで母乳が作られる)

これ、「母乳が出ない」と悩んでいる世の中のママさん全員に知ってほしい。本当に。

でも同時に、私は長男の時にめちゃくちゃ太ったので、次男の時は太るのが嫌で、ミルクに頼っていたのです。

個人的には、栄養たっぷりのミルクに頼っても全然問題ないと思っているのですが…。

…そんな訳で、真っ暗なリビングルームで(ねんねトレーニングのため消灯している)、次男に母乳を与える私の隣で、母が焼いたもち(タレは砂糖しょうゆ)を黙々と口に詰め込むという、謎の光景が夜通し続いたのでした。

でも、嘘みたいな本当の話なのですが、熱い餅を食べ始めた瞬間、血液の巡りが良くなった感覚がして、胸の先にツンと痛みが走ったのです。それは、体が血液から母乳を生成し始めるサインです。

モチは非常食として5年間備蓄できる商品もあるようなので、非常時に備えて買っておこう…と思いました。

こうして、何とか哺乳瓶なしで一晩乗り切り、翌日真っ先に哺乳瓶を買いに行ったのでした。

ちなみに、なくした哺乳瓶は今も見つかっていません。ほんと、どこ行ったんだろう…。

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