イースターってなに?キリスト教徒が解説

宗教・哲学

最近、ひな祭りが終わると「イースター」をテーマとした催事が増えてきたな〜と感じます。

私の記憶の限りでは、「ハロウィン」もほんの20年前までは全くポピュラーじゃなかったのに、今ではすっかり馴染みのあるイベントになりました。

イースターも、間違いなく今後、商業的にポピュラーなイベントになっていくと思います。

ところでイースターとは何なのか、皆さんはご存知ですか?

かわいいウサギのモチーフ。カラフルに装飾された卵。

そんなイメージはあれど、実際のところ、イースターが何なのかを知らない方は多いのではないでしょうか。

今回は、イースターについてご紹介します。

「イースター」とは:キリストの復活祭

イースターはキリスト教のお祭りです。

キリスト教では、イエス・キリストという預言者(神の言葉を伝える人物)を「神の子」として信仰対象にしています。

イエス・キリストは歴史上実在した人物で、中東のイスラエルの周辺で「神の言葉」を多くの人々に述べ伝え、数々の奇跡を起こし、多くの信者を獲得しました。

しかし、これが時の権力者を脅かす一因となり、当時のローマ皇帝ネロによって処刑されてしまいました。

イエス・キリストは処刑された後、墓に葬られましたが、その3日後に蘇り、その姿を弟子たちの前に現したと言い伝えられています。

この復活を祝うお祭りが、イースターです。

日本では、まだあまり馴染みがないイースターですが、キリスト教徒にとってはクリスマスと同じくらい、大切なイベントです。

(ちなみにクリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝うお祭りです。

今では、すっかり「サンタさんがプレゼントをくれる日」として浸透してしまいましたが…。)

現代の「イースター」の祝い方

イースターを祝う日は「春分の日以降、最初の満月から数えて最初の日曜日」と定められています。

日本の祝日のように日付が決まっているものではないので、毎年日付が変わりますが、だいたい4月中になります。2022年は4月17日でした。

復活の象徴として、卵や、多産で力強い生命の象徴であるウサギが、お祭りのメインモチーフとして使われています。

4月は春を迎えるタイミングでもあるため、お花を使ったデコレーションもポピュラーです。

キリスト教の信者は、毎週日曜日に教会へ行き、聖書を学び、神様への賛美を行います。

イースターの日は、いつもより少し特別に、他の教会と合同で集まって大規模な礼拝を行ったり、いつもより豪華な食事を用意してお祝いします。

子どもの「イースター」の楽しみ方

私は日本では珍しい、3世代にわたりクリスチャンの家庭で生まれ育ちました。

こどもの頃、イースターは私にとって、とても楽しいお祭りの日でした。

ゆで卵の殻を、水で薄めた食紅で綺麗に染めて、カラーペンでお絵かきするエッグデコレーションを楽しんだものです。

教会の敷地内に隠したゆで卵を、こどもたちで探して見つける「エッグハント」という宝探しゲームも行いました。

これからイースターは、クリスマスと同様、宗教行事という枠を超えて、どんどんカジュアルに楽しまれるお祭りになって行くのではないかと思います。

神を信じる・信じないはともかく、イベントを通じて宗教に触れることは、私は決して悪いことではないと思っています。

楽しい体験や記憶は、子どもたちの心に財産として残り続けます。

彼らが大人になった時、ふと「あれは何だったのか」と思い出し、調べるところから始まる「宗教・哲学への扉」もあると思うのです。

キリスト教は世界史を動かして来た宗教であり、ありとあらゆる法や規則の根底には、キリスト教の思想があります。

現代の日本では、こと宗教について潔癖な価値観を持つ方も多いですが、キリスト教に触れることは「なぜ、世界がこのように動いているのか」を理解するためのヒントになるのでオススメです!

ぜひ、ご家庭でも気軽にイースターを楽しんでみてくださいね。

まとめ:イースターとは

■キリスト教の「復活祭」である

■毎年4月中旬頃に行われる

■卵やウサギのモチーフは、「新しい命」「復活」のモチーフである

■エッグデコレーションやエッグハントなど、こどもたちが楽しめるイベント

それでは、また!

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