85歳まで生きた、うなぎのプッテ

宗教・哲学

NHKで9月27日(日)22時〜放送されたTV番組「ヘイ!モンジュ!」で、面白い話を聞来ました。

85歳まで生きた、うなぎのプッテの話です。

飼い主よりも長生きしたウナギ

スウェーデン人の少年フリッツは、大きさ30センチほどのウナギを家で飼育し始めました。

フリッツは、ウナギにプッテ(Pute)と名づけました。プッテは牛のレバーが大好物なウナギでした。

フリッツが成人し、家を出たとき、彼はプッテを叔父に預けました。

その後、フリッツは50歳を過ぎて、再びプッテを引き取りました。引き取った時のプッテは、飼い始めた当初と同じくらいの大きさだったそうです。

フリッツは、71歳で亡くなりました。フリッツの死後、プッテは水族館に寄贈されました。

プッテは第二次世界大戦を見届け、1948年に死にました。実に85年の寿命だったそうです。

※他にもプッテの情報があるか検索したのですが、日本語での記事が無かったので、英語の記事を参考にしました(こちら)。

英語サイトも情報量が少なかった…。スウェーデン語だったら、もう少し情報あるのかも?

うなぎの生涯と平均寿命

通常、うなぎの寿命は20年くらいと考えられています。

日本のうなぎの場合、フィリピン沖のマリアナ諸島で産卵した幼魚が、海流に乗ってゆっくり時間をかけて日本へ辿り着きます。

日本にたどり着いたウナギは川を登り、岩陰などで10年ほど生きます。

成熟すると、産卵のために再び川を下って海に出ます。

そして、日本からマリアナ諸島の産卵場まで帰ります。2000キロも離れた産卵場まで、何も食べずに泳ぎ続けるのです。

そして産卵を終えると、力尽きて死んでしまいます。

(参照:NHK ウナギの一生

…それだけパワフルな生き物なので、安全な環境下であれば85年生きるというのも、なんだか納得してしまいますね。

デンマークでは、55歳まで生きたうなぎの記録もあるのだとか。「精がつく」食材として、重宝されているのも頷けます。

私が大好きな女優の米倉涼子さんも、うなぎが大好物…。だから、いつ見てもあんなにキラキラ輝いているのね…!?

(プッテはヨーロッパウナギなので、日本のウナギとはまた少し違うかもしれませんが…)

先ほどリンクを貼った英語の記事によると、ヨーロッパうなぎの場合、寿命は性別ごとに差があって、オスは15年、メスは20年と推定されているそうです。

女性は、男性よりも基礎代謝が少ないので、男性よりも少ないエネルギー量で生きることができ、消耗して燃え尽きる(寿命を迎える)タイミングも男性より遅いのです。

人間の寿命も、女性の方が長いよなあ…。

その分、子どもを形成して出産するためのエネルギーを温存している、ということなのでしょうか…。

うなぎ以外にもいる!長寿な魚たち

うなぎと並ぶ、あるいはそれ以上に長生きする魚たちを調べてみました。(参照:ダイヤモンドオンライン

真鯛(マダイ)は20~40年、鯉(コイ)は50~80年程度生きると言われているそうです。

サメの寿命も長く、ホオジロザメは人間並みの70年以上生きると言われています。

地球上の生命体の中でも、最も長寿と言われているのが深海生物のニシオンデンザメだそうです。

寿命は平均で200年以上。個体としてやっと成熟するのが150年だそうです。

推定500年の個体も確認されているのだとか。

寿命だけ切り取ってみると「まあ随分と、生き物によって差がある」と感じますが、

どの種も、子孫を残すために体の造りや寿命等々、無限の多様性を展開しているのだなあとシミジミしたのでありました。

ちなみに我が家には、従兄弟が幼い頃に田んぼで捕まえてきた、10歳超えのドジョウが一匹、窓辺の水槽で生きております。

5センチくらいの小さなドジョウで、こちらが刺激しなければ身動ぎしないので、たまに生きているのか心配になります(笑)

いったい何歳まで生きてくれるのかが楽しみです。

…うなぎ、ドジョウ、コイ、タイって、平均寿命も近いし顔も似てるので、同じ科なんじゃないかしら?と思ったんですけど。

見事に、それぞれ違う科でした。ホンマかね…。←まだ疑っている

最後に:皆さんは、何歳まで生きたいですか?

私はこどもの頃、できるだけ長生きしたいな〜と思っていました。1990年代前半は、双子のキンさんギンさんが大人気だったもので。

20代になると、「太く短く生きたい」と思うようになりました。

あの頃は、好き勝手やって毎日楽しく生きていた分、辛いことも多かったな。主に仕事や人間関係で。なんだか、常に乾いていました。

だから、好奇心の赴くままに、色んなことを経験しました。

…30代になり、結婚して子どもが生まれたら、それまでに抱いていた「死ぬまでに、なにかしなくちゃ」という妙な焦燥感が、いっさい無くなった

子どもを産んだだけで、人生の一仕事を終えたような感覚になり、すっかり落ち着いたのです。

「ああ、生き物は子孫を残すことが本能なんだな」と直感しました。

ちなみに「結婚しない」ということも、「こどもを産まない」ということも、生命が種として繁栄するために必要な多様性の結果の一つだと私は考えています。

多様性という「ゆらぎ」を持っているからこそ、生物は変化し続ける環境に適応しながら命をつなぐことができるのです。

つやつや、ぴかぴかの子どもたちの頬(ほほ)や瞳を眺めていると「どんなもんじゃい!」という、満ち足りた気持ちになります。

そして、今は「なるべく元気に長生きしたい」と思うようになりました。

中学生の頃は、学校で散々いじめられていたし、「死にたい」と毎日思った日々もあったけれど…。

今は、なるべく長生きして、子どもたちの、そのまた子どもたちの成長まで見届けたいな〜と思います。

皆さんは、何歳まで生きたいですか?

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