2歳になったばかりの、うちの長男。
イヤイヤ期に突入し、何でも自分で選択をしたがるようになりました。
人間という生き物はスゴイなぁ…と感心していたのも束の間。
今度は、ものすごい食べムラ・偏食を起こすようになってしまいました。
酷い時は、1日のうちでご飯を茶碗1杯食べるか食べないか、という状態に…。
もちろん毎食、きちんとバランスの良い料理は出しています。
今までは、野菜でもお肉でも、割となんでも食べてくれたのに…。
数ヶ月間、あれこれ試しながら検証した結果、食べムラの原因が明らかになったのでご紹介します。
食べムラ・偏食の原因1:お菓子を食べさせている

実家には、家族が食べるお菓子が常に大量にストックされています。
お菓子のストック場所を長男が覚えてしまい、1日中、ちょこちょこ間食するのが常態化してしまいました。
そこで、思い切って、お菓子を子どもが見えない別の所へ移動し、お菓子を食べさせるのをキッパリ辞めさせました。
子どもがおやつを食べたがった時は、戸棚を見せて「お菓子は無いよ」と説明すると、本人も渋々ながら納得した様子。
当然、こどもは以前よりもお腹がすくので、以前よりも少し食事を食べるようになりました。
間食グセがついてしまっていたので、3回食のリズムが戻るまでは1回の食事で量をあまり食べられなかったり、不機嫌になることも多々ありました。
それでも、グッと我慢しました。
食べムラ・偏食の原因2:体力があり余っている

お菓子を食べさせるのを辞めても、どうも食べる量が少ない息子。
毎日、散歩に1時間ほど行ったり、公園に連れて行ったり、それなりに体を動かす機会を意識的に作っているつもりでした。
ある日、長男を動物園に連れて行きました。
生後間もない次男がいるので、長男はベビーカーに乗せず、まる1日かけて、しこたま歩かせました。
動物園は坂の登り下りが多いので、もはや、ちょっとした山登りです。
夕方、「これで今日は早めに寝るだろう!」と思いきや、車の中での、たった30分の昼寝で完全復活。
夜、寝る時間はいつも通りでした。
…が、夕食は今までに無いほど、ご飯を好き嫌いもせず、しっかり大量に食べたのです!
日頃、運動させているつもりでも、実はエネルギー消費量が足りていなかったことに気づかされました。
食べムラ・偏食の原因3:料理1品に具材が多すぎる

これは、うちの長男の特性かもしれません…。
偏食があると、親心としては心配で、一つの料理に色んな野菜を刻んで入れたりと、いろいろ混ぜがちだと思います。
私も、最初はそうでした。
でも、長男は一向に食べようとしてくれません。
保育園では、毎度「完食」にマルがついているのだけど…。家では甘えているのかしら?
そんな中、夫が発見して教えてくれました。
どうやらうちの息子は「何だか分からない状態で食べる」のが嫌みたいなんです…。
例えば、息子はオリーブオイルと塩胡椒で、焼いただけのピーマンが大好きです。
それなりに苦みもあるはずなんですけど、なぜか喜んで食べます…。
絵本でも、ピーマンを見つけると喜んで報告してくれます。
チンジャオロースなど、いろんな具材を混ぜた料理になると、途端に食べなくなってしまいます。
「ピーマンだよ」と教えて食べさせようとしても、どうも納得できない様子で、食べようとしません。
作り分けるのも面倒なので、家族で同じものを食べられると良いな〜と思っているところです。
ちなみにニンジンに限っては、単体でも食べてくれません…。甘いグラッセにしてもダメ。
まあ食べられなくても死にはしないし、今は他の野菜で代替できれば良いや〜と、大らかに考えていますが、
大人になってから、家族以外の人と食事をするのに、好き嫌いが激しいとみっともないので、成人するまでにはニンジンを克服させるべく、諦めず時々提供し続けます。笑
息子が大好きな、アンパンマンの力を借りてみた

子どもが食べたがらない時は、そんなに無理して食べさせる必要ないと思いつつ、健康な体づくりをサポートするのは親の役目だと思います。
試行錯誤の末、我が息子にバッチリ効き目があったのは「ふりかけ」でした。
ふりかけって、添加物てんこ盛りのイメージがあるので、本当は使うのがずっと嫌だったんです。
でも、ごはんを全く食べないよりはマシ!!!
そこで、息子が大好きなアンパンマンのふりかけに力を借りることにしました。
パッケージにアンパンマンキャラがついているだけのふりかけもあるんですが、私のオススメはこれ!
アンパンマンのかまぼこ入りのふりかけ!
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これには息子も大喜び!ごはんを喜んで食べてくれます。
これの何が良いかって。小分けのふりかけだと、余っちゃったりするじゃないですか。
これはジップロック式なので、欲しい量だけ使えるのが嬉しいんです。
というわけで、たべムラに悩んでいる方は、お子さんが大好きなキャラクターの力を借りてみるのもアリかもしれません。
最後に:育児は、試行錯誤の連続だ!

今回は、我が家の長男のケースなので、どの子に当てはまるものでもないと思いますが、少しでも参考になると嬉しいです。
男児の子ども2人を育てながら、つくづく感じるのですが、ベストな育児のやり方というのは本当に、子どもによって違うなぁということです。
こどもによって性格が違えば、本人に響くやり方も違いますよね。
ただ最近、ようやく自分の中で、育児の大原則みたいなものが経験則で見えてきました。
それは、何事も1・2回で諦めず、繰り返しトライすること。
そして、なるべく「教える」という姿勢ではなく、子どもと親が「一緒になって取り組む・楽しむ」ということ。
最初は、何事も10回教えれば出来るようになると思っていたのですが、違いました。
1回で覚えることもあれば、1年がかりで覚えることもあります。
また、こどもは本能的に、親のやることを見て学ぼうとするようです。
一丁前に「強制されている」と感じることには反発して来ますね。
親が箸(はし)を使って食事をする様子を見て、こどももフォークではなく、箸を使いたがったり…。
勉強くさいことには、敏感に反応して嫌がったり、逃げたりします。笑
変にこども扱いせず、子どもと一緒に、私も色んなことを経験して楽しむつもりで過ごして行きたいと思う今日この頃です。
「魔の2歳児」を相手にするのは本当に大変ですが、保育園の先生や家族の力も借りつつ、いっぱしの人間に育て上げて行きたいと思います!おー!
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