コロナ禍で出産した体験談!マスクしたまま分娩台へ…。

武蔵小杉

先日、次男を出産しました!武蔵小杉で、コロナ禍での出産でした。母子ともに元気です。

妊娠中は、尿検査に引っかかって糖負荷テストを2回もやったり、子宮頸管が短くなって自宅安静になってしまったり…と色々ありましたが、結論、順調なお産を迎えることができました。

2020年、国内で生まれた日本人の子どもは過去最少となりました。また、婚姻組数も戦後最少。背景理由には、やはり新型コロナウイルスの影響があると言われています。(参照:朝日新聞

コロナ禍での出産を、不安に思う方もいらっしゃると思います。私も2回目の出産とはいえ、正直、不安でした。

今回は、これからお産を迎える妊婦さんに向けて私のコロナ禍での出産体験をお伝えすることで、少しでも不安払拭に活かしてもらえたらと思います。

妊婦のワクチン接種について

先月、日本産婦人科学会から、ようやく妊婦向けに新型コロナウイルスのワクチン接種の方針が公開されました(参照:日本産婦人科学会)。海外での妊婦の摂取事例等に基づき、妊婦もワクチン接種をして良いとのこと。

妊婦だと強い薬が飲めないので、副反応も気になるところですよね。

ワクチンを接種した人のうち、7割の人に、腕の痛みや発熱といった副反応が出るようですが(参照:Yahoo!ニュース)、解熱・痛み止めの「アセトアミノフェン」は妊婦が内服しても問題ないそうです。

また、出産後の話にはなりますが、赤ちゃんの新型コロナワクチン接種については、未だ国から方針は出ていないようです。2021年7月現在、公費での新型コロナワクチン接種対象は12歳以下となっています。( 参照:厚生労働省 新型コロナワクチンQ &A

コロナ禍での出産①-もし新型コロナに感染したら?

私は長男が切迫早産だったこともあり、次男も早産リスクがあった為、武蔵小杉の日本医科大学武蔵小杉病院(以下、「日医大」と表記)で出産の申込みをしました。

私は何事にも辛口な方だと自負しているのですが、私はこちらの病院に大きな信頼を寄せています。長男の出産〜入院でお世話になって以来、産科、小児科、どのスタッフの方もプロフェッショナルとして高い意識を持って仕事をされていると感じているからです。

大前提、上記の通り考えていますが、臨月に入った頃、入院に向けた説明を受けてびっくり。

日医大の方針は、もしコロナに感染した場合は出産を受け入れず日本産婦人科学会の方針に基づき、感染者の受入れが可能な病院を専用ネットワークで探して送る、とのこと。

感染者は、お産が始まって2時間が経過したら、母子の健康を守るため、帝王切開になるそうです。これも日本産婦人科学会から出ている方針だそうです。

当初、その方針を聞いた時は「救急救命センターもある災害医療拠点の病院で、呼吸器内科もあるのに、なぜ…?」と思いましたが、お年寄りも大勢いらっしゃる大病院なので、おそらく隔離環境の整備だったり人員の問題があるのでしょう…。

これから出産を予定されている妊婦さんは、出産予定の産院もしくは病院に、早めにコロナ感染時の方針を確認してくださいね。

コロナ禍での出産②-出産受入れ可否のチェックリスト

入院する前に、出産受入れ可否のチェックリストがあるということも臨月になってから聞きました。

チェックリストの現物が手元に無いので、記憶ベースになりますが、内容としては新型コロナウイルスに感染している可能性があるかどうかを確認するためのチェック項目となっていました。

「37.5°以上の発熱がないか」「同居している家族に感染者はいないか」「本人もしくは同居家族に、2週間以内に海外渡航歴がある人はいないか」「2週間以内に同居家族以外との会食はしていないか」といったチェックが、10項目ほどあったと思います。

安定期に入ると、つい、友だちとランチを楽しんだり…という方は多いと思います。病院側からも「特に会食についてのチェックに引っかかる妊婦さんが、最近増えている」と注意喚起がありました。

さて、いざ陣痛が始まり、病院へ連絡をすると、電話口でこのチェックリストの確認が行われました。

タイミングとしては間違っていないと思いつつ、陣痛でヒーフー言ってる時に、電話口で長々とチェック項目を聞かれるのは正直、しんどかったです…。

電話口で検温もしました。自宅に体温計がない方は、買っておきましょう

コロナ禍での出産③-マスクをしたまま出産!PCR検査も

無事、出産受入れOKが出たので、夫に長男を預けてタクシーでひとり病院に向かいました。

タクシーアプリの「GO」を使ったら、夜中でも家まで速攻タクシーが来てくれたので、めっちゃ便利でした。

武蔵小杉周辺は、こんなに家族が多い街なのになぜか、分娩タクシーが手配できないんですよね。

車内で破水したらいけないので、100均で買ったレジャーシートを敷きました

子どもが生まれたら、公園などでレジャーシートめっちゃ使うし。

タクシーの運転手さんに励まされながら、無事に病院へ到着。

陣痛の間隔が短くなったタイミングで分娩台へ上がりました。マスクは着用したまま。

助産師さんも、産科のお医者さんもマスクをつけての立会いでした。

痛みに悶えている最中、防護服姿のスタッフがすっ飛んできて「PCR検査をします」と、鼻の奥を綿棒でグリグリやって去って行きました。(翌日、呼び出されて「陰性でした」と結果を聞きました)

陣痛が来るたび、とにかく息苦しくて手でマスクを引っ張って浮かせていたら、助産師さんから「お産は、マスクをした状態でお願いします」と注意されてしまいました。

そりゃそうですよね…。新型コロナは無症状の人も多いし飛沫感染するので、叫ばずにはいられないお産の場は、助産師さんたちも命懸けです。

こんなご時世でも「声を出さないで」と言われないだけ、ありがたいなと思います。

化粧が崩れにくいタイプの、口周りに空間を確保できるデザインのマスクだと多少、呼吸しやすいのかも。

色々試した結果、ゆっくり深呼吸をすると、息苦しさが緩和される上、いきみ逃しも上手くできました。

2人目ということもあり、お産が早く進み、分娩台に上がって30分くらいで次男が爆誕しました。

コロナ禍での出産④-家族の立会いNG。入院中も面会禁止

病院によって方針が異なるようですが、日医大はコロナ禍では家族の立会い出産はNG。入院中の面会もNGでした。

長男を出産した時は夫が立ち会ってくれて心強かったので、今回は立会いできず残念に思っていましたが、いざ立会いなしで出産してみたら、ものすごく集中できたので、結果的に初産よりも楽なお産ができたと思います。

ただ、入院中の面会ができないので、入院する際に5日分の着替えを、臨月の身体で持っていかなくてはならないのは少し面倒でした。コロナ前だと、夫に着替えを持って来てもらったり、洗濯物を預けることができたので…。

退院時は、赤ちゃんもいるので、なるべく身軽にして行かなければなりません!

出産で入院する際は、産褥ショーツなど、直ぐには手に入りづらいアイテムが必要だったりするので、入院準備は早めにしておきましょう。入院中は終日、マスク着用が必須でした。日頃、マスクを洗濯して使っている方はストックを持っていくのをお忘れなく!

病室はコロナ前と変わらず、カーテンを仕切った相部屋で過ごしました。(金額は上がりますが個室もあります。数が限られているので、入院時に空いていれば利用できます。)食事もお部屋でいただきます。検温は、毎朝行いました

コロナ前は赤ちゃんの沐浴の仕方や、退院後の過ごし方について、入院中に対面でのレクチャーがあったのですが、感染防止のため、病室でのDVD視聴に変わっていました。

赤ちゃんへの授乳や、病室で赤ちゃんと一緒に過ごすことは、コロナ前と変わらず出来ました。

コロナ禍での出産⑤-入院費の支払い

一般的に、出産には総額65万〜75万くらいかかります。出産が深夜になると、深夜対応費として一気に6〜7万くらいアップします。病室のランクによって部屋代も変わります。

会社員であれば、「直接支払い制度」を病院で申し込むことで、健保から病院に直接、出産一時金42万円を支払ってもらえるので、それを引いた金額を自分たちで支払うことになります。

日医大の場合は、入院初日に手付け金の20万円を現金で支払うルールになっています。入院最終日の生産時に、差額を払い戻し/支払いします。

入院手続きの窓口には、家族が来ても問題ないので(ただしママとの面会は退院までNG)、多くの妊婦さんは旦那さんに対応してもらっているようでした。私は自分でやりました。

退院の日は、夫に長男を保育園に預けてもらってから、病院まで来てもらいました。夫が荷物を持ち、私が赤ちゃんを抱っこしてタクシーで帰りました。

総括:思ってたよりも何とかなった

(※写真の赤ちゃんはフリー素材です。)

コロナ禍での出産は、細々とした面倒はいっぱいありましたが、率直な感想としては「不安だったけど、思っていたよりも何とかなった」という感じです。

近いうちにお産を迎える方には、何よりも、まず赤ちゃんを守るために感染防止に努めてほしいと思います。家庭内感染が多いので、ママだけでなくパパも十分注意してくださいね。

今、首都圏には第5波が到来しています。7月17日現在、新規感染者の7割は30歳以下。感染力が高いインド型のデルタ株感染者も、過去最多となりました。(参照:NHKニュース

私は心配性なので、臨月でRSウイルスに感染してから本当に色々検索しましたが、もし妊婦さんがコロナに感染しても、必ずしも赤ちゃんに感染するとは限りません。

赤ちゃんが感染していたケースも、赤ちゃんまでは感染していなかったケースもあります。

なので、万が一、臨月で新型コロナウイルスに感染してしまったとしてもぜひ、気持ちだけはドンと構えて、お産に望んでほしいと思います。私はこの記事を読んで、心構えをしました:東洋経済 臨月にコロナ感染した彼女の壮絶な出産体験記

長男が予定日より2ヶ月も早く生まれてしまった時、週数的には、もしかしたら生きられないかもしれない状態でした。

産後は、呼吸器や点滴にたくさん繋がれた我が子を見て「ごめんね」とたくさん自分を責めましたが、不思議なことに、出産の時は「やるしかない」「この子は、絶対に大丈夫」と強い気持ちで臨むことができました。

それは、生き物としての本能だったのかもしれません。お産は本当に神秘的な体験だなあと思います。

長男は健やかに成長して、2歳を迎えました。

今までにない大変な時代ではありますが、皆さんの出産が無事に進むことを祈っています。

それでは。

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