出産後、夫婦間ですれ違いが始まる家庭は決して少なくありません。
この、産後の夫婦関係の冷込みを「産後クライシス」と呼びます。2012年にNHKが提唱して生まれた、比較的新しいワードです。
私も2019年に長男を出産した直後、まさに産後クライシスに直面しました。
当時は「産後ウツ」という言葉の方が馴染みがあったのですが、冷静に「なぜ、私はこんなに辛いのか」「どうしたら解決するのか」という疑問からたどり着いたのが、
こちらの東京新聞のネット記事でした。私は産後、生活が一変したのに、夫はいつも通りの生活を送っているという事への苛立ち。「私の状況は、まさにこれだ!」と、目から鱗が落ちました。
2021年6月現在の時点で、未だにこの記事以上に、産後クライシスについて良くまとまっている記事は無いと思います。
何より私の気持ちを救ったのは、この記事の最後にある、同じ気持ちを抱えたママたちの悲痛な思いでした。
「苦しんでいたのは、私だけじゃないんだ。」「私はおかしくない。」あの記事を夫に共有したことで、夫も、ようやく真剣に私の叫びを受け止めてくれました。
そして、悲しくもあるのは、この記事がリリースされて既に3年が経とうとしているのに、今だに同じように苦しむママからのコメントが、絶えず投稿され続けているという事実です。
どのママに聞いても「産後イヤだったこと」は強烈に記憶に残っているものです。恐らく本能的なものなのかもしれません。
しかも女性にとって、産後の恨みは一生モノです。実際、産後12年後に産後の恨みが原因で離婚を突きつけられた人もいます。
ゆえに産後クライシスは、決して安易にやり過ごしてはならない問題です。
夫婦間の小さなすれ違いは、チリのように積もり積もって、ひいては夫婦関係の冷え込み・熟年離婚にまで発展しうるからです。
一方で、産後クライシスが世間一般的に「夫は妻をもっとケアするべきだ」というトーンで語られがちなのに対し、私は「妻も、意識的に夫と歩み寄る努力を怠ってはならない」と強く感じています。
今回は、私が妻として・ママとして、約1年かけて産後クライシスを乗り越えた体験をブログに綴りました。
これから出産を迎えるご夫婦や、今、まさに産後クライシスに陥っているというご夫婦にとって、私の経験が少しでも参考になると嬉しいです。
いちばん辛い時に、側に居てくれなかった夫

出産時、夫は慣れない血を見ることを恐れながらも、出産に立ち合い、しっかりサポートしてくれました。
入院中も毎日、自宅から病院まで面会に訪れてくれて、私の着替えを持ち帰ったり、必要な書類を役所に出しに行ったりと、本当に熱心に対応してくれました。
夫は元来、マメな人なのです。だからこそ、産後クライシスに陥るなんて、この時は夢にも思いませんでした。
未熟児で生まれた長男は、しばらくNICUに入院しており、その間、私は夫も積極的に病院へ誘い、沐浴からオムツ換えまで、互いが独力で対応できるよう一緒に学びました。
この時の夫に対する信頼感は、100%を超えており、非常に良好なものでした。
しかし、息子が退院した後、その信頼は脆くも崩れ去りました。
未熟児の長男は、1時間おきに起きてミルクを与えないといけなかったのです。
そんな状況が、退院後3ヶ月まで続きました。
私は殆ど眠れない夜が続き、長男が退院して10日目には、思考がマイナスになり、涙が止まらなくなりました。
私はかつて、仕事で1週間はほぼ完徹で、職場とビジネスホテルを往復し、週末だけ家に寝に帰るという日々を過ごしていたことがあるんですが、産後の、この時に分かりました。人間、寝ずでは1週間が限界なのだと…。
夫はというと、元々、神経質で1人部屋でないと眠れない性だったので、結婚当初から別室で眠っていて、産後もいつも通り眠っていました。
そして、あろうことか。
私が体調的にも精神的にも、最も辛い時期に突入したタイミングで、テニスの試合の遠征をしに地方へ4日間ほど行ってしまったのです。
家には、私と長男のふたりきりです。長男が退院して10日目の朝、LINEで夫に「眠れなくて、つらい。涙が止まらない」と連絡をしました。
返信はありませんでした。夫が途中で帰ってくることもありませんでした。
夫にとって、テニスという趣味は、仕事以上に「人生の柱」でした。そのことは私も理解していましたが、
出産前は「今回の試合には出ない」と言っていたのです。
それなのに、長男を早産したことで、なぜか夫が独断で「やっぱり試合に出れる」と判断。
そして勝手にエントリーして、行ってしまいました。
なぜ、ひとこと相談してくれなかったのだろう?
なぜ、生後間もない子どもと、私を置き去りにして4日間も出かけられるのだろう?
私は今でも、この出来事への疑問と恨みを持っています。たぶん一生恨んでます。
ほとんど利用者がいない行政の「産後ケア」って、意味ある?

行政の育児支援も探してはみたのですが、生後間もない乳幼児を、ママに代わって見てくれる・3時間だけでもママを寝かせてくれるサポートなんて存在しません。
あくまで存在するサポートは、ママが赤ちゃんをケアし続ける前提で、助産師さんが育児の相談に乗ってくれたり、家政婦さんが家にやってきて家事手伝いをしてくれたりといった内容。
お金もかかります。育児給付金って、申請から給付まで4ヶ月かかるから、なるべくお金を使いたくない時期なのにね…。
しかも90分だけって。産後のママがいちばん求めているであろう「睡眠時間の確保」は到底できません。参照:川崎市の産後ケア
それだけ新生児は繊細な存在で、他人が責任を持って見れるものではないということなのでしょう。ただ、本当にママが求めているサポートをしてくれない産後ケアって、意味があるんでしょうか?
厚生労働省のデータによると、産後ケアの認知度は50%に留まっていて、さらに利用率は出生数に対して、たった1%程度しかありません。参照:厚生労働省データ
もう1回言いますけど、この産後ケアって、意味あるんですかね?
夫も頼れず、行政も頼れないと悟った私は、仕方なく実家を頼ることにしました。
当時、実家は祖父母の介護に加え、両親ともに仕事もしている状況。
これ以上、負担をかけたくないという思いがありましたが、もはや背に腹は変えられない状況でした。
妻は育児で生活が一変したのに、夫の生活は変わらない…

最近になって「産後クライシス」が問題になっている理由の一つとして、私は「核家族化による育児サポート体制の弱退化」がひとつの要因だと思っています。
少し前の世代までは、妻が寿退職をして専業主婦になるのが当たり前でした。義実家や両親との同居も、珍しいことではありませんでした。
育児は、ママだけのものではなく、義母もしくは実母が手伝ってくれるものだったのです。
そのような環境下では、育児は今ほど辛いものではなかったと考えられます。
当然、気を遣ったりと別の苦労はあったと思いますが、「大人の話し相手がいること」、「赤ちゃんを預けて、トイレやお風呂にゆっくり行けること」、「ご飯を食べさせてもらえること」「洗濯をしてもらえること」等、
ちょっとしたサポートがあるだけで、ママの育児の精神的・体力的負担は全く違います。
夫と妻の2人だけだと、夫が日中フルタイムで働いていて、妻が日中の育児サポートを受けることが難しい状況に陥りますよね。
「産後クライシス」が最近になって問題化し始めたもう一つの理由として、一世代前のママたちは、経済力が無いために不平・不満を夫にぶつけられる立場ではなかったからではないかと思います。
私の場合、長男を出産する前はフルタイムで働いていました。夜22時まで働くハードな毎日でしたが、それでも仕事にやりがいを感じていました。
自分のお金で、好きな時に好きなものを食べ、好きなものを買い、毎週のように友人と会って遊び、それは充実した生活を送っていたんですね。
それが、子どもが生まれると一変。当たり前ですが、まともに誰とも話さない日々が続きます。長男が予防接種を受けるまでは、近所を散歩する以上の外出もできません。
夫は平日、仕事へ出かけ、週末は趣味のテニスをし、今までと変わらない生活を送っていました。それが羨ましくもあり、また疑問でもありました。
夫が家にいる間、決して育児に非協力的だったわけではありません。むしろ料理、掃除、洗濯などの家事も積極的にやってくれていました。それでも、「なぜ私ばかり生活が一変するのだろう?収入も減り。出産と授乳で体型も崩れ。おしゃれも出来ず。やりたいことは何一つ出来ない。なのに、なぜ夫の生活だけ変わらないのだろう?」と、土日もずっとテニスをしに出かけている夫への苛立ちは募るばかりだったのです。
そんな時、冒頭の「産後クライシス」の記事に出会いました。
実家に帰ってしばらく経った後、私は夫に伝えました。「もはや離婚して、実家で育児をした方が、精神的にも体力的にも楽だと考えてしまっている。
まさに、この記事の『産後クライシス』という状況に陥っている。この記事の、最後のコメント欄まで読めば、私の考えがおかしくないということも分かってもらえると思う。一緒に育児の仕方、ふたりの日々の過ごし方を見直して欲しい。」
夫は、あの記事を読んで初めて「妻は本当にヤバい状況なんだ」ということを理解してくれました。ようやく夫婦2人で課題を認識し、スタート地点に立つことができたのです。
夫を『パパ』にすることを諦めない。

産後クライシスの問題は、妻から夫への不満だけではありません。
夫もまた、同時に妻への不満を抱いているかもしれないのです。
「最近、妻が冷たくなった。」「家庭が子ども中心になってしまい、自分の居場所がないと感じる。」
こちらの記事▼は、ある夫婦が産後クライシスを乗り越えたカウンセリング事例です。
とても参考になるので、ぜひ覗いてみてください。
上記の記事でもあるように、産後クライシスの対処方法は、夫婦それぞれの性格によってコーピング(問題に対峙した時の対処の仕方)が変わってきます。
私たち夫婦の場合はというと、冷静で合理的な夫と、感情的で繊細な私という、正反対の人間。
お互いに補完しあえるタイプでもあるので、助け合える場面も多いのですが、だいたい真面目な話し合いをしようとしても、
夫が答えに詰まって部屋に逃げてしまったり、私がブチ切れて中断してしまったりと、あまり上手く行った試しがありません(苦笑)。
「正論」は、必ずしも解決に導いてはくれません。
「正しさ」が、相手を追い詰めることもあるのです。
仕事でも、夫婦関係でもそうですが、人間関係においては、まず「相手を認め、受け入れる姿勢」が互いに整わないと、話は平行線になってしまいます。
なので、夫に私の状況をきちんと理解してもらったら、次は「自分が不機嫌になっている」状態を意識的に辞める努力をしました。
これ、とても大切な努力だったと思います。
「夫に十分に寄り添ってもらっていない」という気持ちが、私を不機嫌にしていたのですが、
妻が不機嫌だと、余計に夫婦関係が悪化して、良いことがないんです。
夫も「なぜか知らないけど、妻が不機嫌だ…」「自分も仕事で疲れているのに、勘弁してくれ」と、余計に冷たくなってしまいます。
「そんなことを言われても、私だって育児で疲れていて、そんな気持ちの余裕ないよ…」と思ったら(思いますよね!)、
まずは夫以外の人間に話を聞いてもらって、精神のコンディションを整える努力をしましょう。
お勧めは女友だち。ママだったら、なお良し!
自分のコンディションが整って、初めて、相手(夫)に変化を求める交渉テーブルにつくことができるんですよ。
私も多くの友人や、人生の先輩方に相談しました。
そして、学んだことがあります。
ひとつは、「妻は本能で『母』になれるが、夫は学習と実践を積まなければ『父』にはなれない」ということ。
ママだって育児初体験ではあるのですが、本能スイッチが入ることで、こどものあらゆることに気づけるようになります。夜中でも、ちょっとした物音でパッと目が覚めるようになりますよね。
本能スイッチが、男性にはありません。
こどもにどう接し、何をしてほしいのか、「これくらい考えなくても分かるでしょ」と女性が思うことが、男性には分からない。そういう、悲しい生き物なんです。
だからこそ、育児でやってほしいことは、きちんと言葉にして伝える必要があります。
仕事で疲れて帰ってきた夫が、話を聞いてイヤになってしまわないよう、タイミングも見極めつつ上手に伝える努力も必要です。
例えば平日、夫が好きな手料理とビールを用意して、食べてもらいながらやんわり相談するとか。休日の朝、いちばん頭がクリアで話がスムーズに進みやすいときに話すとか。
とても地道で面倒くさいプロセスではあるのですが、これを諦めて、全て自分でやることにしてしまったママと、粘り強く、諦めずに『パパを育てる』ことに徹したママとでは、明らかにその後の人生も、夫婦関係も違います。
そして、こちらが希望を伝える以上に、感謝の気持ちを伝えること、夫の話をよく聞くことが大切です。
私は産後、1年間の中で3回くらい「離婚」が脳裏をよぎりましたが、諦めずに夫に「今、これをやってほしい」「明日、これをお願いしたい」など要望を伝え続けました。
やってくれたら、必ず感謝の気持ちを伝えるように気をつけました。
これを地道に1年ほど続けた結果、今や夫は、子どもを連れて、1人でも難なくお出かけを楽しめるようになり、日々の育児でも不満ひとつないほど気が利く「イクメン」へと、蝶のように変貌を遂げました。
本来、頼られて嫌な男性、妻が喜んで嫌な男性はいません。
あと、「お風呂はパパ」とか「オムツはママ」とか、家事・育児全般、役割を決めずに、とにかく、互いが全てをこなせるようになることを目指したのも功を奏したと思います。
夫のポテンシャルを、どこまで引き出せるかは、夫自身の努力はもちろん必要ではありますが、妻としての技力が試されるところでもあると私は思います。
すぐには結果を期待しない。新入社員を育てるつもりで、根気強く・辛抱強く向き合い続けましょう。
(偉そうなことを言っていますが、私も多くの先輩ママに相談して、たくさん本を読んで、1年かけてたどり着いた結果論です…。)
家庭では、子どもより夫を1番にすると上手く回る

私が気づいた、もうひとつのこと。人によって好き嫌い・価値観が分かれる話だと思いますので、あくまで「こういう考えもあるのね」程度に受け止めてもらえると嬉しいです。
それは、「家の中心が夫である家庭は、夫婦関係も親子関係も上手く行っている」ということです。
子どもが生まれると、どうしても子ども中心になりがちですよね。
そうじゃなくて、あくまで夫が1番で、妻は家庭を円満にする努力を怠ってはならないのです。
最近は、妻の方が強い家庭のほうが多いと感じます。私の実家も、そうでした。
妻が強くても、妻夫仲が良いのであれば問題はないのです。しかし、妻が家の中心となり、夫を蔑ろにする行動を取ると、子どもも父親に対して、母親と同じように、ぞんざいな態度を取るようになります。
そうすると、家の中で夫の存在が希薄になります。
人は、家庭に自分の居場所がなくなると、家の外に居場所を求めるようになります。
家に帰っても居心地が悪いので、夜遅くまで仕事をしたり、外食をしたり、すぐ家へ帰って来なくなります。人によっては浮気をしたり、外で愛人を作ったりしてしまいます。
もはや家庭として崩壊しているのは、誰の目から見ても明らかでしょう。
SNSで離婚された方のエピソードもたくさん読みましたが、だいたい夫よりも妻の方が、頭が良かったり、家庭の主導を握っていたケースがほとんどだと思います。
また、父親が蔑しろにされている環境で育った子どもは、心がまっすぐ育ちません。
女の子は、結婚しても夫をどのように大切にしたら良いのかが分からない女性になります。男の子は、自分が家庭で父親として振る舞うべきかが分からない男性になります。これは私の実家・親族の実体験です。
逆に妻が夫を大切にすれば、夫も妻を大切にしてくれます。子どもは父親を尊敬するようになります。
人に変わってほしい、と思ったら、まずは自分を変えるのが一番の近道です。
我が家では、具体的には、こんな行動を心がけるようにしています。
「おはよう」「行ってきます」「行ってらっしゃい」「お帰りなさい」「おやすみなさい」の挨拶を欠かさない。日々の食事は、なるべく夫が好きなものを作る。ときどきハグをする。
フルタイム勤務で働いていようがいまいが、妻の使命は、夫にとって居心地の良い家庭を作ること。
そして常に、夫への感謝の気持ちを忘れない。
これを意識し始めてから以前のささくれだった気持ちも消えて、自分自身も、とても楽になりました。
子どもは鏡のように、大人をよく見て育っていきます。
将来、子どもに温かい家庭を築いて幸せになってほしいのなら、まずは自分たち夫婦が幸せな姿を見せてあげられることが大切です。
産後クライシスは、何回だって訪れる!?

先日、2人目の子どもを産気づいた時のこと。病院に連絡を入れるよりも先に、夫がタクシーを呼んでしまいました。
私が「病院に連絡するのが先だよ!まだ支度中だから、病院に連絡を入れてくれるとありがたいんだけども…」と言ったら、不機嫌そうに「それくらい自分で連絡してよ」と言い放つ夫。
産後クライシスならぬ、産前クライシスか!?
イラッとした私は「こういう、出産に伴うイザコザって一生記憶に残るんだからね!」と吐き捨てて、病院へ出かけました(笑)。
その後、分娩台の上で思い出しながら怒り涙を流している時に、LINEで夫から謝罪連絡をいただきました。普通にテンパってただけらしい…。
産前クライシス?なんとか回避。
後日、実母にその話をしたら「男の人って、そういうものよ。うちのパパなんて、救急車と間違えてパトカー呼んじゃったんだから」と言ってました。
何が言いたかったかというと、人は何度でも過ちを犯す生き物です。私自身も、気づかないうちに夫を傷つけたり、甘えすぎたりしていることが絶対ある。産後(産前?)クライシスだって、何度でも訪れる可能性があると思います。
だからこそ、夫婦で互いに思いやり、赦し合い、伝えることを諦めてはいけないと思うのです。
突然ですが、キリスト教式の、結婚式の誓いの言葉を知っていますか?
「今日より良い時も悪い時も、
富める時も貧しい時も、
病める時も健やかなる時も、愛し慈しみ、
そして、死が二人を分かつまで
貞操を守ることをここに誓います。」
結婚当初と、産後とで、この言葉の重みが全く違うと感じるのは、私だけでしょうか。
どんな時も夫婦間で愛し、慈しみ合うことが、どれだけ難しい行為であることか!
結婚は、ゴールではなく、試練の始まりなのです。
もちろん、試練だけではなく、家庭は多くの喜びをもたらしてくれます。
人生100年時代。人生の難所は、これから何度も訪れることでしょう。(例えば介護クライシスとか…?)
だからこそ、人は神という、人智を超えた存在に誓いを立てることで、人生に向き合い続ける決断を揺るがないものにしようとしたのではないでしょうか。
なんだか1周回って、人類の叡智を感じてしまいます。
「なんで、この人と結婚したんだろう?」「結婚した当初は、こんな人じゃなかったのに…。」そう思っているだけだと解決しないよ、ということなんですよね。太古の昔から変わらない真実。
人は生きている限り、心身ともに変化して行きます。だからこそ、要所要所で互いに向き合い直し、歩み寄る努力が必要なのではないでしょうか。
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