パパに知ってほしい。妊娠〜出産後ママの体のこと 5選

育児

私は今、2人目の育児をしています。改めて振り返ると、妊娠〜出産するまで知らなかったこと、2人目を出産して初めて知ったことが沢山あります。

リストアップしてみたら膨大な量になってしまったので、今回は、その中から「パパにも必ず知っておいてほしい、ママの体のこと」を5つに絞ってご紹介します。

これを知っておいてもらえるだけで、パパもママも互いにケアし合うことができるようになると思います。産後クライシスを防ぐこともできると思いますので、ぜひ最後まで読んでください。

つわりの程度は、妊娠のたびに違う

つわりは、人によって症状が違うのはもちろん、ママが妊娠するたび症状も変わります。

私は「長男のとき、つわりが軽かったから2人目も大丈夫」と思い込んだ結果、色々と計画通りに行かず、痛い目を見ました。

つわりとは、主に妊娠初期にママの体に現れる不調のことで、吐き気・倦怠感・特定の匂いが苦手になる、といった症状が現れます。

ドラマでよく目にする、妊婦さんがトイレで「おえーっ」とやっているのは「吐きづわり」。これは本当にキツいらしいです。私の友人は、吐きづわりが重すぎて長期入院していました。

これとは別に「食べづわり」という、常に何かを口にしていないと気持ち悪いケースもあります。

私の場合は「食べづわり」でした。長男の時はつわりが軽く、空腹感さえ感じなければ吐き気を感じないため、仕事にも支障は殆どありませんでした。

毎日、携帯用のお菓子に加えて、弁当を毎朝スーパーで3つ買い込んで出社していたので、お小遣いはフッ飛んで行きましたが…。

次男の時は、打って変わってつわりが重くなりました。長男の育児で、むしろ生活が規則正しくなったにも関わらず、です(長男を妊娠中は、激務で慢性的な寝不足でした)。

吐き気・倦怠感がひどくて、立っていることも出来ない。そんな状態が3〜4ヶ月も続きました。

幸か不幸か、ちょうどコロナ禍で職場がリモートワーク可になったので、自宅で横になりながら何とか仕事をしました。

一時は会社を辞めることも考えましたが、夫とも相談して、結局、会社にかけあって自分の仕事量を調整してもらいました。

お給料も半減しました…。でも、長い目で見ると辞めなくて良かったのだと思います。私は今の仕事が好きなので、育児がひと段落したらまた頑張りたいなと考えています。

実は2人目を妊娠する少し前、習い事に結構な金額を投じてしまいました。もし妊娠しても、つわりが軽いので大丈夫だろうと思っていたのです。

結果、体調不良やコロナも重なって、完全に投資対効果を回収できない状態になりました

返金ができないものだったので、かなり痛い目に遭ったのですが、妊娠という一大事を侮った私が悪かったと思います。別の意味で、良い勉強になりました。

産後も、おなかはふっくらしている

ママのおなかは出産後、すぐにスリムになると思うじゃないですか。実は、違うのです。

産後は、子宮がまだ大きい状態なので、ママのおなかはふっくらしています。

パパは、くれぐれも「妊娠中、食べすぎたんじゃない?」なんて言わないでくださいね!

「後陣痛」と言って、産後1週間ほどかけて生理痛のような鈍痛を伴いながら、子宮は少しずつ縮んでいきます。

1人目よりも、2人目の産後の方が子宮が戻るスピードが早いぶん、後陣痛も痛いと言われています。私も2人目の方が痛かったです。

産後も、ママは体の変化と闘っているのだということを、ぜひ覚えておいてくださいね。

(言うまでもないですが、産後は股が裂けているので歩くのも座るのも痛いです。老人のような動きしかできない。ですが3〜4日後には割と平気になります。出産の神秘ですね!)

母乳は、食べて寝ないと出ない

母乳が出る量には、個人差があります。

何の苦労をしなくても母乳が湯水のように出る人もいれば、どんなに努力をしても、母乳がなかなか出ない人もいます。

私は母乳がなかなか出ないタイプで、本当に苦労しました。長男の時は、泣きながら胸のマッサージをしたものです…。

色々な人のアドバイスを聞きながら試した結果、水分を山のように摂取するだけではダメだということが分かりました。

水分だけ摂取しても、体内に水分を留められないので、尿として体外に排出されてしまうのです。

ポイントは3つ。「米もしくは餅をしっかり食べる」、「水分もしっかり摂る」、「横になる」。

パンだと、どうも空気を含んでいるからか、はたまた日本人の体に馴染みが浅いものだからか、米や餅ほど母乳が出来ない実感値があります。

そして横にならないと、母乳が胸に貯まりません。ママが横になって休むのも、育児の一環です。パパは、決して「怠けている」などと言わないで!

乳腺が開通するよう、胸のマッサージも併せて行います。

最初は胸が母乳を生成しすぎて、まるで胸が、ブヨとかアブに刺されたかのようにパンパンに腫れます。熱くて痛くて、夜も眠れないほどです。

これを放っておくと乳腺炎になってしまうので、赤ちゃんに吸わせるか、飲んでもらえなかったら搾乳をして腫れを引かせます。

1〜2週間くらい経つと、体が生成の必要量を覚えて、体が授乳時に即時に母乳を作れるようになるので、腫れが引いてきます。

稀に「赤ちゃんに母乳をあげるのに不快感を感じてしまい授乳ができない」という方がいます。私の友人にもいます。

人によって妊娠〜出産の体は千差万別。なので、決して恥じる必要はありません。完全ミルクでも、赤ちゃんはしっかり育ちます。

誰よりも、パパがママを受け入れてあげてください。

もし、妻が姑に「ミルクあげてるの?母乳をあげないとダメよ〜」なんて言われたら、夫であるパパが、必ずかばってあげてください。

親の世代と、今の世代とで、育児の常識はかなり変わっています入浴後にシッカロールを使うとか、授乳のたび乳首を消毒するとか、今はしないのです。

夫が妻を守るためにも、パパとママは一緒に「今の育児」の知識を勉強しておきましょう

親は悪気なく言っているはずなので「ひと世代前とは、育児の常識が変わってるんだよ〜」と、丁寧かつハッキリと教えてあげてくださいね。

「産後の床上げ」という言葉

日本には昔から「産後の床上げ」という言葉があります。

出産したら1ヶ月間、ママは寝床から動いてはいけない。家事してはいけない。

寝床を片付けて良い(=床上げ)のは、産後1ヶ月経ってから。という意味です。

出産時、ママの体は赤ちゃんを体内から輩出するために、骨盤が緩みます。

産後、ママが十分な休養を取らずに動いてしまうと、何かしら体に後遺症が出ると言われています。

歳をとってから背中が曲がってしまったり、更年期がひどくなったり…。

交通事故に遭った人が、安静にせず、活発に動いたら、体が完治せず後遺症が残るのと同じイメージです。

産後、子宮内は胎盤が剥がれた跡が傷となっています。しばらく悪露(おろ)という鮮血が出続けます。

悪露が完全に出なくなるまで、早い人でも1ヶ月かかります。

出産時に出血量が多かったママだと、産後3ヶ月経つまで貧血が続いたりと、体調がなかなか元に戻らなかったりします。

「産後の床上げ」は、現代風に言い換えると「産後のママは姫のように扱え」です

料理ができないパパは、これを機にぜひ、料理を勉強してください。レシピ動画を無料でいくらでも観れる、良い時代なのですから!

ちなみにアメリカやイギリスでは出産後すぐに退院させられますが、そもそも骨格も体力も全く違うので、真似させるのは辞めましょうね。

子どもの食べ残しを食べてはいけない

我が家では、こどもが虫歯にならないよう食器を分けています。

大人の食べかけを子どもにあげたり、ペットボトルやコップの飲みさしをあげることもしません。

ですが、子どもはよく食べ残しをするので、もったいないと思い、しばらく食べ残しを食べていました。しかし、それがリスクのあることだと知ったのは、2人目を妊娠したときでした。

サイトメガロウイルスというウイルスを知っていますか?

世の中にありふれたウイルスでありながら、世の中の3割のママが抗体を持っておらず、妊娠中に感染して赤ちゃんに先天性の障害をもたらすウイルスです。

その感染経路の一つとして「上の子が保育園で感染し、上の子の食べ残しをママが食べることで感染する」ケースが多いのです。

共働き夫婦であれば、なおさら、子どもの食べのこしは食べない方が良いですよ。

長男を保育園に預けて2年目になりますが、子どもは年間を通じて、保育園から風邪、胃腸炎、RSウイルスなど、ひっきりなしに色んな病気をもらってきます

免疫力をつける通過儀礼でもありますが、子どもの食べ残しを食べると、親が共倒れて生活が破綻するリスクがグッと上がります。くれぐれも気をつけてください…。

まとめ

私が身動きできない時、夫はフルタイムで働きながら、料理、長男の育児、掃除や洗濯など、家事の一切を代わりにやってくれます。いつも本当に感謝しています。

長男を出産した後、夫が育児の全てを難なくこなせる姿を目指し、1年かけて2人で努力を重ねてきたことが功を奏していると感じます

これからパパになる方にお願いしたいのは、どうかママの体を最優先に労ってあげてほしい、ということです。

上司とか同僚とか、他の家庭の話を聞いて「よそはそんなことやってない。大丈夫」と自分で勝手に判断するのは、絶対に辞めた方が良いです。

パパの仕事が大変なのも分かります。私も産前は、フルタイム勤務で毎日22時まで仕事をしていました。

仕事のせいで、気持ちにも体にも余裕が持てないのだとしたら、その仕事は正直、考え直すべきだと思います。

いま、若いうちですら家庭のことを顧みることができなかったら、歳をとって体力が落ちた時、その仕事を続けられないはずです。きっと体か精神を壊します。

仮に乗り越えられたとしても、家庭を顧みなかった人の居場所は、家庭にはありません。

出産の過程も、産後の体も、ママによって千差万別です。目の前の妻のことを、ちゃんと見てあげてください。

それが出来るかどうかによって、生涯の夫婦関係が変わってきます。

その代わり、ママが元気になった暁には、パパは休暇時間をもらったり、大好きな料理を作ってもらったり等、感謝の気持ちとお礼を尽くしてもらいましょう!

【こちらもどうぞ】なぜパパだけ生活が変わらないの!?産後クライシスを乗り越えた話

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